立った姿勢のポイント!常に自然体を保持しよう

立った姿勢のポイント

 

弓道の立った姿勢は、常に自然体を保っことが重要です。できているようで、できていなのが自然体です。

 

弓道初心者は、弓を引くことだけに興味が向いてしまいがちですが、弓を引くことだけが弓道ではありません。

 

競技はもちろん、審査でも姿勢や態度が評価の対象になることもあるので、射術と合わせて日頃から正しい姿勢と動作を行うことが大切です。

 

立った姿勢のポイント

弓道の基本の立った姿勢は以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

 

@重心: 土踏まずのやや前方に置き、胸・肩を楽にして立つ。
A足の位置
・女子: 足を閉じる。
・男子: 足を約3センチ程度開ける。
B自然体:常に自然体を保ちます。その際、以下のことに注意を払います
・つま先は開かず、両足を平行に揃える。
・膝頭を締める。
・腰を据える。
・上体を正しく保つ。
・首を真っ直ぐに伸ばし、目づかいを正しくする。
・胸と肩をラクに保つ。

 

自然体とは第三者がみて、骨格に合った無理のない姿勢を言います。

 

例えば、男子の場合、立った姿勢では、両足を平行に揃え、膝頭を締め、腰を据え、背筋を伸ばして顎を引いて上体を正しく保ち、首を真っ直ぐに伸ばし、目づかいを正しく、胸、肩をラクにして立ちます。

 

この時、重心は土踏まずのやや前方にあります。両腕は自然に垂れ、手に力を入れず指も開きません。足を約3センチ程度開け、目は鼻頭を通して約4m先を見ます。

 

 

また、女子の場合は足を閉じて立つ点が異なります。立った姿勢は弓道の基本姿勢の一つであり、正しい姿勢を身につけることで胴造りがしっかりできるようになったりするなど、行射と姿勢は切り離せないものです。

 

特に初心者の方は姿勢に十分な注意を払ってください。力みすぎず、常に自然体を心がけ、集中力と落ち着きをもたらす基本の正しい立った姿勢を、この機会にしっかり身につけましょう。

 

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