礼射系と武射系の動作の違い

礼射系と武射系の動作の違いを知っていますか?弓道の射を行っていくうえで、礼射系と武射系があり、学校によってはどちらかを決めなければいけません。

動作の違い

 

この2つの違いとしては、矢の持ち方や矢番え、足の踏み開きなど違いがあるので覚えておきましょう。

 

武射系では中指と薬指の間で持ちます。乙矢の持ち替え方は左手も親指と弓で乙矢を押さえながら矢を右手で持ち替えます。この時には矢先が親指より出ないようにします。

 

 

一方、礼射系の場合は、薬指と小指の間で持ちます。礼射系の乙矢の持ち替え方は、左で親指と弓で乙矢を押さえて右手に矢を持ち替えた時に、矢先が10cmほど親指より前に出るようにします。

 

また、足を開く方法は、礼射系が一足で行います。的を見ながら左足を半歩開き、足元を見ずに右足を左足に引きつけます。その後に右足を右側に足踏みの位置まで大きく開くようにします。

 

武射系では二足で行い、的を見ながら、的方向へ左足を半歩開き、足元を見て右足を半歩右側へ開きます。

 

 

この礼射系と武射系の違いのポイントをまとめると、乙矢と打ちこみと持ち替え方の違い。矢の持ち方で礼射系と武射系が決まる。一足と二足で違う踏み開き方を押さえておくと良いでしょう。

 

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