足踏みのポイント

行射の基礎となるべき最初の構えが足踏みですね。
的を見ながら足を踏み開く動作になり、一足で開く謝礼系と2足で開く武者系の二種類あります。

 

 

射法八節の第一項目になり、簡単な動作に見えますが単なる足開きではなく、正しい姿勢を作っていくうえで基礎となる重要な動作になります。
その為、正しく正確に行う必要があり、習得してからも疎かにせず、常にしっかり出来ているか確認するようにしたいものです。

 

 

そして、足踏みので大切になってくるのが、向き、広さ、角度です。
両足の親指を結んだ線が的の中心に向かうようにし、その際の両足の親指間の広さは身長の約半分で、自分が一番安定するするところです。

 

 

また、逆ハの字に踏み開く角度は約60度です。これは男女とも同じですが、体型によっては少し違ってくるでしょう。
一足で開く足踏みのやり方は、最初に左足を開き、次に右足を一度左足に寄せて、的を見たまま、右足を1足で扇形に踏み開き、的の中心線上に両足のつま先を定めます。

 

 

この時には、踏み決めた右足は、動かさずに済むようにし、右足を開き終るまでは的を見たままで行うようにし、スムーズな重心移動になるように注意して行いましょう。

 

この天皇杯覇者 土佐正明監修の弓道射法八節習得プログラムDVDでは、皆中する為に重要になる足踏みのコツや注意点などが映像分かりやすく学べます。

息を吸いながら、吐きながらどこを動かし、目線をどう動かすのかなど、徹底的にポイントが解説してあります。

 

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